OCE・序幕

過去を継承し、未来を拓き続ける

当社は、グローバルなビジョンとオリックスグループが保有するファイナンス分野のノウハウを活かし、常にボーダレスな協力を生み出しながら事業を発展・成長させてまいりました。

2014年には、当社の親会社であるオリックス・アジア・キャピタル社が株式を保有する海昌海洋パークと「ドラえもん」の協業を行いました。この協業をきっかけに、当社は「ドラえもん」のライセンサーとの関係を構築し、エンターテインメント市場に参入し、2015年には映画『STAND BY ME ドラえもん』の中国上映のプロジェクトを手掛けました。それ以後、当社は安定した映画・アニメ・漫画IPのワンストップサービス・プラットフォームを構築しながら、パートナーとともにIPの多様な活用方法とビジネスの無限の可能性を模索してきました。


OCE・現在

風に乗り波を切り、力強く前進し続けます

 2022年、コロナとともに中国の業界はとても厳しい環境にありましたが、当社は苦境の中で着実に前進してきました。当社は、Beibei Bottleアイスクリーム、M&G文具、Bilibili磁力賞、POP MARTなど、各業界のトッププレイヤーとのライセンス契約を成立させ、映画・映像以外のライセンスビジネス領域を拡大してまいりました。2023年以降は、さらにオープンなスタンスで新しいパートナーとの協業を成立させ、ライセンス事業の領域を拡大していきます。また、当社は3Dビジョン技術企業であるMantis Vision(螳螂慧視)と戦略的パートナー契約を正式に締結し、最新テクノロジーを活用することでエンターテイメント事業領域を拡大してまいります。

5G、人工知能、AR、VRなどの新技術の進化と共に、エンタテインメント産業も多様性の時代を迎えており、当社はそのような新時代に勇気を持って力強く前進をしてまいります。


OCE・未来

IP×テクノロジーで切り開くエンタテインメント製品とサービス

当社は、IPを中核としテクノロジーとのコラボレーションに重点を置いております。このようなIPの展開方法は、日本市場でも多くの成功事例を目にしてきました。 例えば、LINE社傘下の「Gatebox」は、日本を代表するバーチャル・キャラクターである初音ミクを活用し、ホログラフィック技術によってユーザーとの「日常的なコミュニケーション」を実現しました。

このようなホログラフィックとIPの連携は、技術レベルではもはや目新しいものではありませんが、ホログラフィック技術を活用しユーザーの感情に響くIP運用のコンセプトは参考になると考えています。

世界では、5G、AI、AR、VRなどの技術が絶えず進化していますが、当社は基礎技術、ハードウェア設備、IPなど、さまざまな側面から独自の優位性を発揮し、関連分野の展開を加速しています。当社は、IPを中心に据えさまざまな文化やエンタテインメントに、技術を結びつけることを重視しています。全体的な考え方は、IPを通じてテクノロジーに生命を吹き込み、同時にテクノロジーの技術的なサポートを受け、IPにより豊かな想像力を加えることです。新たなテクノロジーの進化により、テクノロジーとIPはより融合し、エンターテインメント業界全体に革新をもたらすと信じております。

このような新時代においても、当社は確実に新たな風に乗りさらに飛躍していきます。