実写映画「るろうに剣心」の華麗な足技の送り足は、ルパンが乗る「フィアット500F」のドリフトを原型にして創造しました。

『るろうに剣心』は和月伸宏先生著同名漫画を原作として、テレビアニメ化15周年を記念して制作され明治維新初期を背景に、殺人鬼となった剣士緋村剣心が、維新後、二度と人の命を奪わないと誓って、様々な人物と出会いながら、彼独特の生き方を描いた物語です。 その中で剣心のクラシックな歩法は、ルパンの運転するフィアット500Fのクラシックなドリフトからインスピレーションしました。

浪客剑心

世界中最も「全能」的なフィアット500といえば、まず思い付くのが『ルパン三世』の主役の車です。1979年宮崎駿監督の映画『ルパン三世:カリオストロの城』を皮切りに、2019年の劇場版最新作まで、ルパンが黄色いフィアット500を駆って繰り広げる追跡シーンは、すでにシリーズ最大の見処となります。

イタリアのひどい道路事情から生まれたこの車はスピード感とともに鮮やかなカラーと滑稽感のデザインにしており、見るだけで楽しくなります。ルパン三世の物語では、車や人の大胆な動きは物理法則に縛られず、500Fのコンパクトな車体で、運転する時、ルパンと車と一体になるから、滑らかなドリフトが実現できます。

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